せせらぎ

 

 

せせらぎ

 

 とろとろと金毘羅山に春が来た

 

 ねんねこが欠伸している山の朝

 

 なに忘れたい忘れてる森の滝

 

 木蔭よりせせらぎ脈々と川へ

 

     生きている水も花も森も空も